SEOとSEMはどう違う?わかりやすく違いを解説

投稿者: | 2023年1月11日

Webサイトの運営をしている方にとって耳馴染みのあるSEOですが、SEMという言葉はご存知でしょうか?SEOとなんとなく言葉は似ていますが、意味は異なります。ここでは、SEMとはどういったものなのかということと、SEOとSEMはどう違うのかということに焦点を当て、解説をしていきます。

SEMの定義

SEMとはどういったものなのかということですが、簡潔にいえばSEOとリスティング広告を総称して、SEM(検索エンジンマーケティング)という定義づけがされています。

SEMは「Search Engine Marketing」の頭文字から取っています。

SEMは一つのマーケティング手法のことを指しており、運営をしている特定のサイトの訪問者数を増やすマーケティングをSEMと呼んでいます。

また余談ですが、運営しているサイトへの集客のあとで、訪問者に対してどういうアクションをしてもいたいかを考えるマーケティング手法のことをひっくるめてWEBマーケティングとよんでいます。

SEMには大きく分けて、「SEO」と「リスティング広告」の2つがあるという点を理解しておきましょう。

SEOとSEMの違いとは?

前述した通り、SEMは、SEOやリスティング広告を総称した検索エンジンに対するマーケティングのことをいいます。SEOはSEMの施策のうちの一つであるということをまずは押さえておきましょう。

次に、SEMの目的について考えてみた場合、SEMでは自社が運営するサイトにユーザーを呼び込んで、コンバージョンを狙い、売上アップを行っていくことになります。

一方でSEOの目的ですが、自社が運営するサイトを日々ブラッシュアップしていき、ユーザーにとって快適に回遊できるサイトを構築して、それをGoogleに評価してもらい、検索結果で上位表示を狙っていく施策になります。

SEOとSEMでは、そもそも目的としているところが異なる点を押さえておきましょう。

SEOとリスティング広告はどう使い分ける?

SEMに含まれるSEOとリスティング広告について簡単に触れておきます。SEOとリスティング広告では、メリットとデメリットが存在し、課題によって使い分ける必要があります。

ポイントは以下の2つです。

・弱点を補完する

・短期・中長期で使い分ける

それぞれにメリット・デメリットがありますが、弱い部分について補うように施策を行うのが賢明です。SEOは短期的には成果がでにくいですが、リスティング広告では短期で結果が出やすいなどの傾向があります。

また、短期の戦略で向いているのはリスティング広告で、中長期だとSEOが適しています。

それぞれしっかりと良い点と悪い点を理解して施策を検討しましょう。

まとめ

ここまでSEMの概要と、SEOとSEMの違いについて紹介しました。SEMはなかなか聞きなれない言葉ですが、ここで紹介した内容を参考に、SEOとの違いを理解しておきましょう。