クロールとはどんな意味?SEOとの関係性や仕組みや流れを解説

投稿者: | 2023年1月1日

SEOに携わっている人にとって、「クロール」は必ず押さえておかなければなりません。クローラーはGoogleなどの検索エンジンが持つロボットで、SEOで検索順位を上げることを目指す場合、無視できない存在です。ここでは、クロールとはどういったものなのか、そしてSEOとの関係性や仕組み・流れについて解説をしていきます。

クロールとは?

Web業界におけるクロールの意味について解説します。クロールは、Googleなどの検索エンジンが持つロボットで、Web上にアップされているサイトを巡回し、HTMLファイルなどを読み込んでいきます。そして、読み込んだ情報を検索結果に表示させるために、データベースへ登録する一連の流れのことをいいます。

このクロールを行うロボットのことを、クローラーとよびます。クローラーがWeb上のさまざまなサイトを巡回し、情報を集めているのです。

クロールで集める情報としては、HTMLやPHP、リンク先に存在する情報などです。クロールで得た情報から、サイト構造を認識して、データベースへ登録されていきます。

逆に、クロールがされていないWebサイトについては、当然のことながら検索結果には表示されません。その場合は、クローラーに自身のWebサイトを見つけてもらえるようなアクションを取る必要があり、クロールしてもらえるような施策を打ちます。

クロールとSEOはどう関係がある?

一度でもクロールされればそれでOKというわけではありません。繰り返しクロールされる必要があり、その結果検索エンジンが正確な情報を読み取って、後にインデックスされていきます。

検索エンジンに向けて、クロールのしやすさを表現する言葉には、クローラービリティという言葉が使われます。

SEOの側面からは、内部対策においてクローラビリティを改善し、クロールをしてもらいやすくする施策がとりわけ重要となります。

クロールの仕組み・流れ

クロールは、リンクを辿っていくという大きな特性があります。クロールを積極的にしてもらいたい場合には、適切な内部リンクの設置が有効です。そうすれば、クローラーに、広くスムーズにサイト構造を理解してもらえるようになります。

まとめ

ここまで、クロールに焦点を当て解説をしてきました。クロールは実際に目に見える訳ではありませんが、仕組みや特性を理解しておくことで、SEOの強化にもつながっていきます。SEOにこれから携っていきたい人は、クロールがどういったものなのか理解し、クロールされやすいWebサイト作りを心がけましょう。