ローカル検索とは?SEOとの違いや検索結果の種類を紹介

投稿者: | 2023年1月9日

Googleで検索した場合、検索したユーザー現在地によって、検索結果が異なります。近年は、スマートフォンを使って検索するユーザーが増えており、特にスマートフォンで検索した場合には、現在地情報に合わせた検索結果が表示される傾向にあります。ここでは、ローカル検索とはどういったものなのか、SEOとの違いや、ローカル検索結果の種類について紹介します。

ローカル検索とは?

ローカル検索とは、検索するユーザーの現在地に関連する検索キーワードに合わせて、検索結果が表示される仕組みのことをいいます。

例えば、東京と広島で同じ検索キーワードを打ち込んで検索した場合、Googleは検索を行ったユーザーがどこにいるのかを把握した上で、最適な検索結果を表示します。そのため、それぞれ同じキーワードで打ち込んでも検索結果が異なるといった事象が起こり得るのです。

ローカル検索とSEOの違い

SEOでは、パーソナライズ検索機能がオフであれば、どこにいても検索結果は変わりません。ローカル検索の場合は、居酒屋で例えば検索した場合では、東京と広島では異なる結果が表示されます。

こうしたユーザーの現在地に合わせた検索結果が表示される背景には、Googleがユーザーに対して利便性を高めてあげたいという心理があるためです。広島に住んでいるのに、東京の居酒屋が表示されても全く意味をなしません。

Googleは、よりユーザーが知りたい情報に到達しやすくするために、ローカル検索の機能を活用しているのです。

ローカル検索結果の種類

ローカル検索結果には、種類があります。

一つは、ローカルパックとよばれるもので、地域名+業種で検索を行った場合、Googleマップの地図の表示と一緒に、3つのビジネスリストが検索結果であらわれます。

ローカルパックに出てくる情報は、Googleビジネスプロフィールで登録済みの店舗情報となります。

飲食店など店舗を運営している企業や個人などは、ローカル検索結果に表示されることで、集客につなげることが可能です。

これをMEO(マップエンジン最適化)とよんでおり、次第に重要度が増しています。地図検索を行ったときに、検索を行ったユーザーの現在地に近い店舗が表示されるため、競合が少ないうえに、検索結果として表示されやすいといった特徴があるのです。

まとめ

ここまでローカル検索について、詳しく解説してきました。ローカル検索があることにより、ユーザーの現在地に合わせて検索結果を表示してもらえるので、大きく利便性が向上します。店舗運営者にとっても、ローカル検索で表示されることで、ユーザーの来店の候補として挙がるため、集客面でも一定の効果が期待できます。